アナリシスのソースを表示

英語で「分析」の意味で、主に楽曲分析、特に曲の[[メロディ]]や[[コード]]について[[和声]]的に分析するときに使われる。
動詞の「アナライズ」、ドイツ語由来の「アナリゼ」ともいう。

ジャズにおけるアナリシスの手順の一例を次に示す。

# [[コード・シンボル]]を書き出す。
# [[キー]]（曲全体のキーや一時的な[[転調]]をしていればそのキー）とコードの関係を調べて、ローマ数字で一般化する。
## ローマ数字で一般化したコード進行の冒頭部分には、その進行がどのキーに属しているかを明示するとよい。
## [[ピボット]]による転調に備えて、ローマ数字で一般化したコード進行は2行分確保するとよい。
# [[メロディ]]との関係から、それぞれのコードに対応する[[スケール]]を確定させる。ただし、これは1つに決まることもあればそうでないこともある。また実際の演奏では、[[テーマ]]のメロディから確定するスケールと、実際に[[ソロ]]のときのスケールが異なる場合もある。

[[Category:用語辞典|アナリシス]]