「II7-V7 vs IIm7(♭5)-V7 vs ♭VI7-V7」の版間の差分
提供:コード辞典
Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「マイナー・キーにおいて、'''II7'''-'''V7'''、'''IIm7<sup>(♭5)</sup>'''-'''V7'''、'''♭VI7'''-'''V7''' は混同しやすい。 それぞれのコードとスケールを整理すると次の通りになる。 ; '''II7''' : ダブル・ドミナント(主に、オルタード・スケールやフリジアン♯3) ; '''IIm7(♭5)''' : ドミナント '''V7'''…」 |
(相違点なし)
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2024年9月25日 (水) 09:55時点における版
マイナー・キーにおいて、II7-V7、IIm7(♭5)-V7、♭VI7-V7 は混同しやすい。
それぞれのコードとスケールを整理すると次の通りになる。
- II7
- ダブル・ドミナント(主に、オルタード・スケールやフリジアン♯3)
- IIm7(♭5)
- ドミナント V7 に先行する関係コード(ロクリアン)
- ♭VI7
- ダブル・ドミナント II7 のトライトーン代理(ミクソリディアン♯4)
本稿で比較検討する3つのコード進行のうち、それぞれ後半の V7 は共通しているので、問題は前半部分ということになる。
IIm7(♭5)、II7、♭VI7 に対応するスケールをまとめると次の通り(以下、説明で階名を用いるので、キーをAマイナーとしている)。
特にメロディによっては、どのコードでもよい場合、いずれかのコードでなくてはならない場合があるので注意が必要だ。
- IIm7(♭5)-V7 でなくてはならない場合
- (調査中)
- II7-V7 または ♭IV7-V7 でなくてはならない場合
- Alone Together (Arthur Schwartz)42小節目。前半のメロディの階名「ド」はIIm7(♭5) に対してアボイド。
- II7-V7 または ♭IV7-V7 が好まれる場合
- Autumn Leaves (Joseph Kosma)の29-30小節目。IIm7(♭5)で演奏している録音は極めて少ない。