「♯IVdim7」の版間の差分
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Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「キーによっては '''♭Vdim7''' と表記されることもあるだろう。 広義のトニック・ディミニッシュで、対応するスケールはディミニッシュ・スケールである。 狭義のトニック・ディミニッシュ '''Idim7''' の第2転回形にあたるが、'''♭IIIdim7''' や '''VIdim7''' も含め、和声的機能や対応するスケールに本質的な違いはなく、ベース音…」 |
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2024年10月16日 (水) 10:35時点における最新版
キーによっては ♭Vdim7 と表記されることもあるだろう。
広義のトニック・ディミニッシュで、対応するスケールはディミニッシュ・スケールである。 狭義のトニック・ディミニッシュ Idim7 の第2転回形にあたるが、♭IIIdim7 や VIdim7 も含め、和声的機能や対応するスケールに本質的な違いはなく、ベース音によってコード・シンボルが決まっていると考えればよいだろう。
トニック・ディミニッシュ ♯IVdim7
トニック・ディミニッシュ ♯IVdim7 は、メジャー・キーで使われることが多く、主に IVmaj7-♯IVdim7-I/V のコード進行で使われる。 このコード進行で演奏される例には次のようなものがある。
- In A Mellow Tone(Duke Ellington)の25-27小節目。ただし、25小節目は IVmaj7 に代えてブルージーなサブドミナント・メジャー IV7 で演奏される。
- It's Only A Paper Moon(Harold Arlen)の17-19小節目
トニック・ディミニッシュの代理コードに、VII7 がある。 このとき、VII7 に対応するスケールは、半音-全音ディミニッシュ・スケールであり、これは ♯IVdim7 に対応するディミニッシュ・スケールとすべての音が共通である。
トニック・ディミニッシュ代理の VII7 にはしばしば関係コードが先行して ♯IVm7-VII7 または ♯IVm7(♭5)-VII7 となることも多い。