コンピング

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2024年10月30日 (水) 16:50時点におけるNaoki Yoshioka (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「伴奏のことで、特にリズム・セクションによるものを指す。 ジャズにおいて、リズム・セクションによるコンピングはそれぞれの奏者の裁量に委ねられていることがほとんどである。 すなわち、ピアニストやギタリストがコードをどのようにボイシングしてどのタイミングで弾くか、ベーシストがどのようなベースラインを演奏するか…」)
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伴奏のことで、特にリズム・セクションによるものを指す。

ジャズにおいて、リズム・セクションによるコンピングはそれぞれの奏者の裁量に委ねられていることがほとんどである。 すなわち、ピアニストやギタリストがコードをどのようにボイシングしてどのタイミングで弾くか、ベーシストがどのようなベースラインを演奏するか、ドラマーなどの打楽器奏者がリズムやビートをどのように表現するかについては、原則として、それぞれのプレイヤーの裁量に任されている。

もちろん、作曲者や編曲者がそれぞれのリズム・セクションのパートに指示をすることがある。 曲やアレンジによって、リズム・セクション全体で、あるいは、リズム・セクションの一部の楽器が特定のリズムの形を演奏したり、お決まりのベースラインやドラムのパターンを演奏したりする必要がある場合があり、大抵の場合は譜面(場合によっては口頭)で指示される。