Im-VIm7-♭VII7=VIm-IIm7-V7のソースを表示

{| class="wikitable"
|-
| '''[[Im]]''' || '''[[IVm7]]''' || '''[[♭VII7]]'''
|-
| || '''[[IIm7]]''' || '''[[V7]]'''
|}

この[[転調]]は次のように説明できる。

;転調前
:* '''Im7'''：[[トニック・マイナー]]
:* [[IVm7-♭VII7|'''IVm7'''-'''♭VII7''']]：全体として[[サブドミナント・マイナー]]
;転調後
:* [[IIm7-V7|'''IIm7'''-'''V7''']]：[[ドミナント]]とそれに先行する[[関係コード]]（全体としてドミナント）

転調前のサブドミナント・マイナーと転調後のドミナントが[[ピボット]]になっている。

最初の[[コード]]は、転調後の '''[[IVm7]]''' を[[トニック・メジャー]][[代理コード|代理]]のように説明することもできるが、この[[コード]]は必ずしも[[マイナー・セブンス・コード]]とは限らず、曲によっては[[マイナー・シックスス・コード]]や[[マイナー・メジャー・セブンス・コード]]が演奏されることもある。
したがって、和声の本質を掴み、かつ、演奏の選択肢を狭めないためにも、このコードは[[マイナー・キー]]のトニック・マイナーと考えるのが妥当だと考える。

この進行の例として、次のような曲をあげることができる。

* ''All The Things You Are''（Jerome Kern）の1-3小節目
* ''I Hear A Rhapsody''（G. Fragos, J. Baker, D. Gasparre）の1-2小節目

[[Category:マイナー・キーから平行調への転調]]
[[Category:Im]]
[[Category:IVm7]]
[[Category:♭VII7]]
[[Category:IIm7]]
[[Category:V7]]
{{DEFAULTSORT:1n_m-4n_m7-7f_7=6n_m-2n_m7-5n_7}}