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* [[メロディ]]は原則として[[階名]]であらわす。このとき、特に断りがない限りメジャー・キーのトーナル・センターを「ド」、マイナー・キーのトーナル・センターを「ラ」とする。ただし、例外的にマイナー・キーのトーナル・センターを「ド」とすることがあるが、このときはその旨を記す。 | * [[メロディ]]は原則として[[階名]]であらわす。このとき、特に断りがない限りメジャー・キーのトーナル・センターを「ド」、マイナー・キーのトーナル・センターを「ラ」とする。ただし、例外的にマイナー・キーのトーナル・センターを「ド」とすることがあるが、このときはその旨を記す。 | ||
* [[スケール]]は、それぞれの[[コード]]に対応するものを考える場合と、[[キー]]に対して考える場合がある。それぞれのコードごとに考える場合は[[アイオニアン]]や[[エオリアン]]のようなモードの名前を用いる。このとき、スケールの最初の音はコードのルートに一致する。他方で、キー(曲全体または一部)を扱うときなど複数のコードにまたがって[[トーナリティ]]との関係でスケールを考えるときにはキーに対応するスケール(各種[[メジャー・スケール]]や[[マイナー・スケール]])を用いる。このとき、スケールの最初の音はそのキーのトーナル・センターに一致する。 | * [[スケール]]は、それぞれの[[コード]]に対応するものを考える場合と、[[キー]]に対して考える場合がある。それぞれのコードごとに考える場合は[[アイオニアン]]や[[エオリアン]]のようなモードの名前を用いる。このとき、スケールの最初の音はコードのルートに一致する。他方で、キー(曲全体または一部)を扱うときなど複数のコードにまたがって[[トーナリティ]]との関係でスケールを考えるときにはキーに対応するスケール(各種[[メジャー・スケール]]や[[マイナー・スケール]])を用いる。このとき、スケールの最初の音はそのキーのトーナル・センターに一致する。 | ||
* | * さまざまなスケールの名称は、[[メジャー・スケール]]と[[ナチュラル・マイナー・スケール]]のモード名を基準に、その何番目の音を、どのように変化させるか(半音上げる/下げる、など)という基準で命名している。例えば、[[ロクリアン♯2]]は、2度が増2度という意味''ではなく''、もともと短2度である[[ロクリアン]]の2度の音を''半音あげる''(結果として長2度)という意味で使っている。 | ||
2025年10月26日 (日) 09:37時点における最新版
- 音名は、英音名を用いる。
- コード・シンボルの表記にはいろいろあるが、私が標準的と考える(あくまで主観です)ものを使う。
- コード・シンボルのルートを大文字のローマ数字であらわすことがある。このとき、メジャー・キー、マイナー・キーを問わず、トーナル・センターを I とする。
- メロディは原則として階名であらわす。このとき、特に断りがない限りメジャー・キーのトーナル・センターを「ド」、マイナー・キーのトーナル・センターを「ラ」とする。ただし、例外的にマイナー・キーのトーナル・センターを「ド」とすることがあるが、このときはその旨を記す。
- スケールは、それぞれのコードに対応するものを考える場合と、キーに対して考える場合がある。それぞれのコードごとに考える場合はアイオニアンやエオリアンのようなモードの名前を用いる。このとき、スケールの最初の音はコードのルートに一致する。他方で、キー(曲全体または一部)を扱うときなど複数のコードにまたがってトーナリティとの関係でスケールを考えるときにはキーに対応するスケール(各種メジャー・スケールやマイナー・スケール)を用いる。このとき、スケールの最初の音はそのキーのトーナル・センターに一致する。
- さまざまなスケールの名称は、メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケールのモード名を基準に、その何番目の音を、どのように変化させるか(半音上げる/下げる、など)という基準で命名している。例えば、ロクリアン♯2は、2度が増2度という意味ではなく、もともと短2度であるロクリアンの2度の音を半音あげる(結果として長2度)という意味で使っている。