「オルタード・♯5・スケール」の版間の差分
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Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「ハーモニック・メジャー・スケールの第3モード。 ドミナント・セブンス・コードに対応するスケールの1つで、 スーパー・ロクリアン♯5とも呼ばれる。 異名同音を厳格に区別しない。 500px Category:用語辞典 Category:スケール {{DEFAULTSORT:おるたあとしやあふ5すけえる}}」 |
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=== ブルージーなトニック・メジャー '''I7''' === | |||
[[ブルージー]]な[[トニック・メジャー]] '''[[I7]]'''において、メロディに階名「ソ」が使われているとき、オルタード・♯5・スケールが対応することがある。[[テーマ]]における[[メロディ]]のほか、[[ソロ]]においてもこのスケールに基づいている可能性は否定できないだろう。 | |||
* ''Driftin'''(Herbie Hancock)の1小節目。 | |||
* ''Sno' Peas''(Phil Markowicz)の1小節目。 | |||
テンションも含めたコード表記は、'''I7alt''' として差し支えないだろう。 | |||
=== その他 === | |||
''Dolphin Dance''(Herbie Hancock)の初録音(アルバムTakin' Off所収)を聞くと、[[テーマ]]の冒頭から数えて37小節目(前テーマの後ろ2小節目、後テーマが入ってきて3小節目)で、ほとんど耳にすることのない[[コード]]が使われている。このコードはしばしば '''C7/E♭'''('''[[VI7/I]]''')のように記譜されるが、この '''C7'''('''VI7''')に対して使われているコードがCオルタード・♯5・スケールである。 | |||
このとき、テンションも含めたコード表記を '''C7alt/E♭''' としてしまうとオルタード・♯5・スケールであることが明確にならない。したがって、'''C7<sup>(♯9, ♭13)</sup>/E♭''' あたりが無難だろうか。 | |||
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2026年2月4日 (水) 10:22時点における最新版
ドミナント・セブンス・コードに対応するスケールの1つで、 スーパー・ロクリアン♯5とも呼ばれる。 異名同音を厳格に区別しない。
使用されている例
サブドミナント・メジャーへのセカンダリ・ドミナント I7 の代理コード III7
メジャー・キーでは、しばしばサブドミナント・メジャー IVmaj7 に対して III7 から進行することがある。このときの III7 に対応するコードがオルタード・♯5・スケールとなっている可能性がある。詳しくは、III7 を参照のこと。
ブルージーなトニック・メジャー I7
ブルージーなトニック・メジャー I7において、メロディに階名「ソ」が使われているとき、オルタード・♯5・スケールが対応することがある。テーマにおけるメロディのほか、ソロにおいてもこのスケールに基づいている可能性は否定できないだろう。
- Driftin'(Herbie Hancock)の1小節目。
- Sno' Peas(Phil Markowicz)の1小節目。
テンションも含めたコード表記は、I7alt として差し支えないだろう。
その他
Dolphin Dance(Herbie Hancock)の初録音(アルバムTakin' Off所収)を聞くと、テーマの冒頭から数えて37小節目(前テーマの後ろ2小節目、後テーマが入ってきて3小節目)で、ほとんど耳にすることのないコードが使われている。このコードはしばしば C7/E♭(VI7/I)のように記譜されるが、この C7(VI7)に対して使われているコードがCオルタード・♯5・スケールである。
このとき、テンションも含めたコード表記を C7alt/E♭ としてしまうとオルタード・♯5・スケールであることが明確にならない。したがって、C7(♯9, ♭13)/E♭ あたりが無難だろうか。
