「ドミナント・マイナー」の版間の差分
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Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「トーナルセンターの完全5度上をルートとするマイナー・コードでたいていマイナー・セブンス・コードが使われる('''Vm7''')。 '''Vm7'''は、セカンダリ・ドミナントやエクステンデッド・ドミナントの '''I7''' の関係コードとして使われることが多い。 しかし、一般に「ドミナント・マイナー」のような呼び方をする '''Vm7''' は、 '''I7''…」 |
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2024年10月13日 (日) 23:48時点における版
トーナルセンターの完全5度上をルートとするマイナー・コードでたいていマイナー・セブンス・コードが使われる(Vm7)。
Vm7は、セカンダリ・ドミナントやエクステンデッド・ドミナントの I7 の関係コードとして使われることが多い。 しかし、一般に「ドミナント・マイナー」のような呼び方をする Vm7 は、 I7 やそのトライトーン代理 ♯IV7(♭V7)に先行しない独立したコードとして存在している。
ドミナント・マイナー Vm7 は、ナチュラル・マイナー・スケールのダイアトニックコードである。 このコードは、マイナー・キーにおいてはドミナント V7 をやや素朴な響きにしたような効果があり、特にメロディが V7 に対応するいずれのスケールにも合わない場合でこのコードが選ばれる傾向がある(例、Manhã de Carnaval(Luiz Bonfá)のコーダ)。 対応するスケールは、ふつうフリジアンである。
また、Vm7 は、メジャー・キーにおいても独立して使われることがある。 対応するスケールは、メジャー・キーにおいてはドリアンである。