「代理コード」の版間の差分
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Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「ある和声的機能を代表するコードに代わって演奏されるコードであって、かつ、もとのコードとほぼ同じ和声的機能を維持しているコードをいう。 次のような場合に、あるコードの代理コードとして別のコードが機能するとき、次のような傾向がある。 * 元のコードと代理コードは、コード・トーンの多くが共通している。 * 元のコード…」 |
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2024年9月22日 (日) 21:49時点における最新版
ある和声的機能を代表するコードに代わって演奏されるコードであって、かつ、もとのコードとほぼ同じ和声的機能を維持しているコードをいう。
次のような場合に、あるコードの代理コードとして別のコードが機能するとき、次のような傾向がある。
- 元のコードと代理コードは、コード・トーンの多くが共通している。
- 元のコードと代理コードのそれぞれ対応するスケールを比較すると、ほとんどの音が共通している。また、アボイドが同じ音であるなどの共通点が多い。
また、ドミナント・セブンス・コードがドミナント機能を持つとき、そのコードのルートの増4度または減5度上の音をルートとするドミナント・セブンス・コードが代理コードになりうる。 これら2つのコードは、異名同音を区別しなければコード・トーンの長3度と短7度がつくるトライトーンを共有している。 したがって、この関係による代理コードを特にトライトーン代理という。