アナリシス

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英語で「分析」の意味で、主に楽曲分析、特に曲のメロディコードについて和声的に分析するときに使われる。 動詞の「アナライズ」、ドイツ語由来の「アナリゼ」ともいう。

ジャズにおけるアナリシスの手順の一例を次に示す。

  1. コード・シンボルを書き出す。
  2. キー(曲全体のキーや一時的な転調をしていればそのキー)とコードの関係を調べて、ローマ数字で一般化する。
    1. ローマ数字で一般化したコード進行の冒頭部分には、その進行がどのキーに属しているかを明示するとよい。
    2. ピボットによる転調に備えて、ローマ数字で一般化したコード進行は2行分確保するとよい。
  3. メロディとの関係から、それぞれのコードに対応するスケールを確定させる。ただし、これは1つに決まることもあればそうでないこともある。また実際の演奏では、テーマのメロディから確定するスケールと、実際にソロのときのスケールが異なる場合もある。