ナポリタン・コード

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2024年9月21日 (土) 06:31時点におけるNaoki Yoshioka (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''♭IImaj7''' を指す。 メジャー・キーマイナー・キーの両方で使われる。 対応するスケールリディアンで、原則としてドミナント '''V7''' に進行するが、ジャズではトニック・メジャーまたはトニック・マイナーに進行することもある。 ドミナント '''V7''' のトライトーン代理 '''♭II7''' と似ているが、原則と…」)
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♭IImaj7 を指す。 メジャー・キーマイナー・キーの両方で使われる。

対応するスケールリディアンで、原則としてドミナント V7 に進行するが、ジャズではトニック・メジャーまたはトニック・マイナーに進行することもある。

ドミナント V7トライトーン代理 ♭II7 と似ているが、原則として区別される。

♭IImaj7を、サブドミナント・マイナー代理とみなす意見もあるが、メジャー・キーのメロディック・メジャー・スケールやマイナー・キーのナチュラル・マイナー・スケールに基づいていないため、ナポリタン・コードという独自の和声的機能を与えるほうが明確に理解できると私は考える。

名前はナポリ楽派が好んだことに由来し、クラシック音楽ではいわゆる「ナポリの6度」♭IImaj7/IVとしてよく知られているが、こんにちのジャズではベース音にかかわらず ♭IImaj7 をナポリタン・コードと呼んでいる。