ピッチ・クラス名

提供:コード辞典

音名とよく似ているが、厳密には音名の場合、オクターブの区別をするのに対し、ピッチ・クラス名はオクターブの区別をしない。

したがって、日頃「音名」と呼んでいるのは、多くの場合オクターブを厳密に区別していないという点においては、ピッチ・クラス名であることが多い。

なお、本来、ピッチ・クラス異名同音を同じピッチクラスとして扱うので、ピッチクラス値(0〜11。ただし、10、11をそれぞれA、Bとあらわすこともある)が使われることもある。 しかし、ジャズの演奏現場ではまず使われない。