「メジャー・スケール」の版間の差分
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Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「メジャー・キーの音組織を端的にあらわしたスケール。 いわゆる「ドレミファソラシド」であり、西洋音楽におけるもっともよく知られたスケールであろう。 3種類のマイナー・スケールがあることはよく知られているが、同様にメジャー・キーにもナチュラル・メジャー・スケール、ハーモニック・メジャー・スケール…」 |
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2024年9月28日 (土) 22:32時点における版
メジャー・キーの音組織を端的にあらわしたスケール。 いわゆる「ドレミファソラシド」であり、西洋音楽におけるもっともよく知られたスケールであろう。
3種類のマイナー・スケールがあることはよく知られているが、同様にメジャー・キーにもナチュラル・メジャー・スケール、ハーモニック・メジャー・スケール、メロディック・メジャー・スケールの3種類があることはあまり知られていないようだ。 なお、単に「メジャー・スケール」という場合は、ナチュラル・メジャー・スケール(いわゆる「ドレミファソラシド」)を指す。
一般にメロディック・メジャー・スケールは、上行形ではナチュラル・マイナー・スケールと同形とされるが、ジャズではさまざまな理由から上行形と下行形を区別しない。
ナチュラル・メジャー・スケールは、トニック・メジャー、サブドミナント・ドミナントの和声的機能をもつコードをひろくカバーする。
ハーモニック・メジャー・スケールは主にドミナントのときに想定されることがあるが、それもテーマのときに限られ、ソロではまず想定されない。
メロディック・メジャー・スケールは、メジャー・キーにおけるサブドミナント・マイナーととても関連の深いスケールである。 ドミナント V7 の関係コードのうち IIm7(♭5)とも深い関係がある。