西洋音楽で使われる楽音に一定の規則で名前をつけたもの。
我が国において、義務教育では日本語音名、クラシック音楽では主にドイツ語音名が使われるが、ジャズでは英音名を使う。
英音名では、A〜Gの7つのアルファベットを用いる。
そして、必要に応じて、♯(シャープ)、♭(フラット)、𝄪 (ダブル・シャープ)、𝄫(ダブル・フラット)をアルファベットの後ろに付ける。
なお、厳密には、音名はオクターブ(音域)を区別する。
したがって、たいていの演奏現場において、「音名」といいながら実際にはピッチ・クラス名(音名からオクターブの区別をなくしたもの)を扱っている場合が多い。