「Im6」の版間の差分

提供:コード辞典
編集の要約なし
編集の要約なし
 
24行目: 24行目:
[[Category:コード進行辞典]]
[[Category:コード進行辞典]]
[[Category:逆引きコード進行辞典]]
[[Category:逆引きコード進行辞典]]
[[Category:Im6]]
[[Category:マイナー・コード]]
[[Category:マイナー・コード]]
{{DEFAULTSORT:1n_m6}}
{{DEFAULTSORT:1n_m6}}

2024年10月16日 (水) 10:47時点における最新版

Imaj7 とともに、メロディック・マイナー・スケールの1度のダイアトニック・コード

マイナー・キーのIm6 は、Im7Immaj7 と同様、トニック・マイナーである。 実質的に Immaj7 と同じコードであるが例外もある。

トニック・マイナーは、マイナー・キーのもっとも基本となる和声的機能である。 詳しくは、Im を参照。

Im6 に対応するスケールは原則としてアイオニアン♭3だが、ドリアンの可能性もある。

完全11度の音をテンションとして加えることができる。 また、長9度のテンションは、トップ・ノートにコード・トーンの3度があるときは短9度音程ができるので使うことができない。

さらに、トップ・ノートがルートでないと気に限り、長7度の音をテンションのように加えることができるが、その場合はむしろ Immaj7 といえるだろう。 このとき長6度も同時に鳴らしてもよいが、これを長13度のテンションとみなすこともできる。


メジャー・キー において Im6 が使われることがあるが、たいていの場合、同主調のトニック・マイナーである。 一時的な転調であることが多い。 その場合の和声的機能は、マイナー・キーの場合と同様と考えてよい。