「Imaj7-VII7-IIImaj7=♭VImaj7-V7-Imaj7」の版間の差分
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Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
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** ''Giant Steps''(John Coltrane)の3-5小節目、7-9小節目、9-11小節目など。 | |||
* 転調先の '''IIm7<sup>(♭5)</sup>''' が使われる例 | * 転調先の '''IIm7<sup>(♭5)</sup>''' が使われる例 | ||
** ''Confirmation''(Charlie Parker)の23-25小節目 | ** ''Confirmation''(Charlie Parker)の23-25小節目 | ||
[[Category:メジャー・キーから長3度上のメジャー・キーへの転調]] | [[Category:メジャー・キーから長3度上のメジャー・キーへの転調]] | ||
2025年10月24日 (金) 10:03時点における最新版
| Imaj7 | ||
| V7 | Imaj7 |
この転調には次のようなバリエーションがある。
| Imaj7 | |||
| IIm7 | V7 | Imaj7 |
| Imaj7 | |||
| IIm7(♭5) | V7 | Imaj7 |
これらは次のように説明できる。
- 転調前
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- Imaj7:トニック・メジャー
- 転調後
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- V7、IIm7-V7、IIm7(♭5)-V7:ドミナント
- Imaj7:トニック・メジャー
転調前の VII7 はトニック・ディミニッシュ代理、また転調前の ♭VImaj7 はサブドミナント・マイナー代理ではあるものの、このどちらかをピボットとした転調と判断するにはやや無理がある。 したがって、トニック・メジャーがどのコードへも進行できる性質を利用した転調だと考えることが妥当であろう。
このような例として、次のような曲をあげることができる。
- 転調先の IIm7 が使われる例
- Giant Steps(John Coltrane)の3-5小節目、7-9小節目、9-11小節目など。
- 転調先の IIm7(♭5) が使われる例
- Confirmation(Charlie Parker)の23-25小節目