Imaj7-III7-VImaj7=♭IIImaj7-V7-Imaj7
提供:コード辞典
Imaj7-VIIm7-III7-VImaj7=♭IIImaj7-IIm7-V7-Imaj7、Imaj7-VIIm7(♭5)-III7-VImaj7=♭IIImaj7-IIm7(♭5)-V7-Imaj7 についても説明する。
Imaj7 | III7 | |
V7 | Imaj7 |
この転調には次のようなバリエーションがある。
Imaj7 | VIIm7 | III7 | |
IIm7 | V7 | Imaj7 |
Imaj7 | VIIm7(♭5) | III7 | |
IIm7(♭5) | V7 | Imaj7 |
これらは次のように説明できる。
- 転調前
-
- Imaj7:トニック・メジャー
- III7、VIIm7-III7、VIIm7(♭5)-III7:VI へのドミナント(関係コードが先行する場合を含む)
- 転調後
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- V7、IIm7-V7、IIm7(♭5)-V7:ドミナント(関係コードが先行する場合を含む)
- Imaj7:トニック・メジャー
どのコードにも進行できるトニック・メジャー Imaj7 が、転調先のドミナントを介して転調していると考えられる。
平行調に転調していると見せかけて、平行調の同主調に転調していると考えることもできる。 したがって、平行調への転調するときによく見られるように、転調先のドミナントの関係コードがハーフ・ディミニッシュ・コードになることも少なくない。 このコードは、転調前の VIIm7(♭5) にあたり、これはメジャー・スケールのダイアトニック・コードである。
このような転調の例に次のような例がある。
- 関係コードとしてマイナー・セブンス・コード(VIIm7=IIm7)となる例
- (調査中)
- 関係コードとしてハーフ・ディミニッシュ・コード(VIIm7(♭5)=IIm7(♭5))となる例
- (調査中)
- どちらでも演奏される例
- All The Things You Are(Jerome Kern)の19-23小節目