Imaj7-VIm7-♭VII7-♭IIImaj7=VImaj7-IIm7-V7-Imaj7

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2024年10月28日 (月) 18:49時点におけるNaoki Yoshioka (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{| class="wikitable" |- | '''Imaj7''' || '''IVm7''' || '''♭VII7''' || |- | || '''IIm7''' || '''V7''' || '''Imaj7''' |} この転調は次のように説明できる。 ; 転調前 :* '''Imaj7''':トニック・メジャー :* '''IVm7'''-'''♭VII7'''サブドミナント・マイナー ; 転調後 :* '''IIm7'''-'''V7'''ドミナント :* '''Imaj7''':トニック・メジャー トニッ…」)
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Imaj7 IVm7 ♭VII7
IIm7 V7 Imaj7

この転調は次のように説明できる。

転調前
転調後

トニック・メジャー Imaj7 がどのコードにも進行できる性質を利用した転調と割り切ることもできるが、サブドミナント・マイナー IVm7 とドミナントに先行する関係コード IIm7、それに、サブドミナント・マイナー代理 ♭VII7 とドミナント V7 がそれぞれピボットになっていることでスムーズな転調が実現していると考えるほうが慎重でよいだろう。

メジャー・キーにおけるサブドミナント・マイナーでは、コードが IVmmaj7 または IVm6アイオニアン♭3が対応することが原則である。 ところが、ここでは転調先のドミナントとその関係コードとのピボットとなっていることから、メジャー・キーでありながらもサブドミナント・マイナーは IVm7ドリアンが対応する。 また、♭VII7 に対応するスケールも同様に、本来ミクソリディアン♯4のところ、ミクソリディアンあるいはオルタード・スケールなど転調先の V7 に対応するスケールとなる。

このような転調の例として、次のような曲をあげることができる。

  • Confirmation(Charlie Parker)の19-23小節目