Imaj7-VII7-IIImaj7=♭VImaj7-V7-Imaj7
提供:コード辞典
Imaj7 | ||
V7 | Imaj7 |
この転調には次のようなバリエーションがある。
Imaj7 | |||
IIm7 | V7 | Imaj7 |
Imaj7 | |||
IIm7(♭5) | V7 | Imaj7 |
これらは次のように説明できる。
- 転調前
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- Imaj7:トニック・メジャー
- 転調後
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- V7、IIm7-V7、IIm7(♭5)-V7:ドミナント
- Imaj7:トニック・メジャー
転調前の VII7 はトニック・ディミニッシュ代理、また転調前の ♭VImaj7 はサブドミナント・マイナー代理ではあるものの、このどちらかをピボットとした転調と判断するにはやや無理がある。 したがって、トニック・メジャーがどのコードへも進行できる性質を利用した転調だと考えることが妥当であろう。
このような例として、次のような曲をあげることができる。
- 転調先の IIm7(♭5) が使われる例
- Confirmation(Charlie Parker)の23-25小節目