Im-VIm7-♭VII7=VIm-IIm7-V7

提供:コード辞典
2024年10月20日 (日) 19:00時点におけるNaoki Yoshioka (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{| class="wikitable" |- | '''Im''' || '''IVm7''' || '''♭VII7''' |- | || '''IIm7''' || '''V7''' |} この転調は次のように説明できる。 ;転調前 :* '''Im7''':トニック・マイナー :* '''IVm7'''-'''♭VII7''':全体としてサブドミナント・マイナー ;転調後 :* '''IIm7'''-'''V7'''ドミナントとそれに先行する関係コード(全体としてドミ…」)
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Im IVm7 ♭VII7
IIm7 V7

この転調は次のように説明できる。

転調前
転調後

転調前のサブドミナント・マイナーと転調後のドミナントがピボットになっている。

最初のコードは、転調後の IVm7トニック・メジャー代理のように説明することもできるが、このコードは必ずしもマイナー・セブンス・コードとは限らず、曲によってはマイナー・シックスス・コードマイナー・メジャー・セブンス・コードが演奏されることもある。 したがって、和声の本質を掴み、かつ、演奏の選択肢を狭めないためにも、このコードはマイナー・キーのトニック・マイナーと考えるのが妥当だと考える。

この進行の例として、次のような曲をあげることができる。

  • All The Things You Are(Jerome Kern)の1-3小節目
  • I Hear A Rhapsody(G. Fragos, J. Baker, D. Gasparre)の1-2小節目