「Imaj7-III7-VIm7=♭IIImaj7-V7-Im7」の版間の差分
提供:コード辞典
Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) ページの作成:「{| class="wikitable" |- | '''Imaj7''' || '''III7''' || |- | || '''V7''' || '''Im7''' |} これには、次のようなバリエーションもある。 {| class="wikitable" |- | '''Imaj7''' || '''VIIm7<sup>(♭5)</sup>''' || '''III7''' || |- | || '''IIm7<sup>(♭5)</sup>''' || '''V7''' || '''Im7''' |} {| class="wikitable" |- | '''Imaj7''' || '''VIIm7''' || '''III7''' || |- | || '''IIm7''' || '''V7''' || ''…」 |
Naoki Yoshioka (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
36行目: | 36行目: | ||
このような転調には次のような例がある。 | このような転調には次のような例がある。 | ||
* ''I'll Close My Eyes''(Billy Reid)の1-5小節目 | * '''VIIm7<sup>(♭5)'''='''IIm7<sup>(♭5)''' も '''VIIm7'''='''IIm7''' も使わずに演奏されるもの | ||
* ''There Will Never Be Another You''(Harry Warren)の1-5小節目 | ** ''Confirmation''(Charlie Parker)の9小節目から11小節目前半(パーカーの録音を注意深く聞くと、10小節目前半のメロディが[[階名]]「ファソミ♭」であることから一貫してこの小節目を '''III7'''='''V7''' としている。) | ||
* '''VIIm7<sup>(♭5)'''='''IIm7<sup>(♭5)''' で演奏されるもの | |||
** ''Confirmation''(Charlie Parker)の1小節目から3小節目前半、25小節目から27小節目前半 | |||
** ''I'll Close My Eyes''(Billy Reid)の1-5小節目 | |||
* '''VIIm7<sup>(♭5)'''='''IIm7<sup>(♭5)''' と '''VIIm7'''='''IIm7''' で演奏されるもの | |||
** ''There Will Never Be Another You''(Harry Warren)の1-5小節目 | |||
[[Category:メジャー・キーから平行調への転調]] | [[Category:メジャー・キーから平行調への転調]] | ||
[[Category:Imaj7]] | [[Category:Imaj7]] | ||
[[Category:III7]] | [[Category:III7]] | ||
[[Category:V7]] | [[Category:V7]] | ||
[[Category:Im7]] | [[Category:Im7]] | ||
{{DEFAULTSORT:1n_maj7-3n_7_6n_m7=3f_maj7-5n_7-1n_m7}} | {{DEFAULTSORT:1n_maj7-3n_7_6n_m7=3f_maj7-5n_7-1n_m7}} |
2024年10月28日 (月) 17:59時点における最新版
Imaj7 | III7 | |
V7 | Im7 |
これには、次のようなバリエーションもある。
Imaj7 | VIIm7(♭5) | III7 | |
IIm7(♭5) | V7 | Im7 |
Imaj7 | VIIm7 | III7 | |
IIm7 | V7 | Im7 |
これらの転調は次のように説明できる
- 転調前
-
- Imaj7:トニック・メジャー
- III7、VIIm7(♭5)-III7、VIIm7-III7:平行調のドミナント
- 転調後
- V7、IIm7(♭5)-V7、IIm7-V7:ドミナント
- Im7:トニック・マイナー
ピボットによる転調というよりは、トニック・メジャーがどのコードへも進行できることによる転調と考えることもできる。 なお、VIIm7(♭5) が使われるとき、このコードが転調前後のキーに対応するスケールのダイアトニック・コードであることも転調をスムーズにしていると考えることもできる。
このような転調には次のような例がある。
- VIIm7(♭5)=IIm7(♭5) も VIIm7=IIm7 も使わずに演奏されるもの
- Confirmation(Charlie Parker)の9小節目から11小節目前半(パーカーの録音を注意深く聞くと、10小節目前半のメロディが階名「ファソミ♭」であることから一貫してこの小節目を III7=V7 としている。)
- VIIm7(♭5)=IIm7(♭5) で演奏されるもの
- Confirmation(Charlie Parker)の1小節目から3小節目前半、25小節目から27小節目前半
- I'll Close My Eyes(Billy Reid)の1-5小節目
- VIIm7(♭5)=IIm7(♭5) と VIIm7=IIm7 で演奏されるもの
- There Will Never Be Another You(Harry Warren)の1-5小節目